機構季刊誌「イコウ」春号を発行いたしました
2025/03/03
この度、社会福祉支援研究機構の季刊誌『イコウ IKOU!』2025年春号を発行いたしました。
今回の表紙は毎年大人気の「折り句コンテスト」で折り句作家MIKAKO賞を受賞された利用者さんの作品です。
すてきなイラストとともに事業所を心の居場所として詠んでくださり、支援員にとっても大変うれしい作品となりました。
その他にも優秀作品賞を誌面にて紹介していますので是非ご覧ください。
巻頭特集は東京海上ホールディングス特例子会社である東京海上ビジネスサポート株式会社様にインタビューをさせていただきました。
同社は障がいのある社員を「チャレンジサポーター」と呼び日々の「挑戦」を応援しています。職場環境が整っていることはもちろん、モチベーションを高めるための制度や得意分野で個性が発揮できる機会を作っていたりと、ソフト面でも多くの支援が受けられる企業です。
また東京・名古屋・大阪・九州と全国規模で障がい者雇用を進められています。これまでも加盟事業所の利用者向けにオンライン説明会を開催いただき、大変好評でした。今後も採用に向けて機構としてもお力添えができればと考えております。
特集記事の2つ目として当機構加盟事業所にじ鶴見を舞台に映画が制作されましたのでご紹介します。
2025年春全国公開予定の映画 『星より静かに』(監督/脚本 君塚匠)
ADHDを抱える当事者である君塚監督自らも出演されており、就労移行支援事業所を舞台に障がい者を取り巻く現実をハートフルに描いた作品です。
就労支援の「人」のコーナーは、横浜市立大学都市社会文化研究科教授の影山摩子弥先生にお話を伺いました。
影山先生はCSRや障がい者雇用を研究されており、実際に企業の現場で障がい者雇用がどのような影響を及ぼしているのかを研究されています。慈善事業ではなくイノベーションのカギである、と非常に勇気をもらえるお話を頂きました。
季刊誌『イコウ IKOU!』は引き続き多くの利用者さん、行政関係者様、病院関係者様、企業様に興味関心を持っていただける内容を毎号企画してまいりますので、よろしくお願いいたします。
『イコウ IKOU!』は全国88の社会福祉支援研究機構加盟事業所(令和6年12月現在)、および周辺の行政機関、福祉関係機関、メンタルクリニックなどを中心に設置配布しています。
次号2025年夏号は、2025年6月発刊予定です。
