第10期一般社団法人社会福祉支援研究機構 総会
2025/01/09
令和7年1月9日(木)当機構の第10期総会を開催しました。
総会の冒頭では昨年に引き続き、参議院議員 山東昭子先生より私たちに向けてお話を頂きました。
福祉の現場で働く一人ひとりの思いや行動がやがて大きな力になる、と日々現場で奮闘する支援員へ暖かいエールを送っていただきました。
続いて第10期の事業報告並びに収支決算、第11期の事業計画並びに収支予算などを審議可決いただき無事に総会を終えました。
総会に続き、埼玉県立大学名誉教授 朝日雅也先生に基調講演をいただきました。
例年、厚生労働省の方に制度や国の方針についてお話を頂いておりましたが、今回は朝日先生をお招きし「本人中心の支援を考える」というタイトルで、支援にあたって大事にすべき点についてお話を頂きました。
朝日先生は障害者福祉、職業リハビリテーション(就労支援)の第一人者であられますが、とても魅力的なお人柄で、ユーモアを交えながら平易な言葉を使い支援について熱く講演頂きました。
全国の支援員も会場とZOOMをつないで参加しましたが、時間が経つのがあっという間に感じるほど、皆が引き込まれておりました。
どうしても日々の支援の中で、私たち支援者の論理で利用者さんに向き合ってしまうことがあります。しかしながら、職業リハビリテーション(就労支援)とは本人中心であることを忘れてはなりません。
また就労現場においては本人のみならず、事業主や同僚も当事者であり、「共に働きあう」ことを目指すべきであるとの話はとても印象に残りました。
改めて支援者として何をすべきか、どうあるべきか、振り返る良い機会になったと思います。
また機構も10期となり、今回より開所10年を迎えた事業所の表彰を行いました。
表彰対象事業所は以下の通りです。
・ティオ船堀(平成26年8月開所)
・ティオ西葛西(平成26年8月開所)
・アルファ日暮里駅前(平成26年10月開所)
総会終了後は会場を移して懇親会を行い、全国から集まった仲間の皆さんと情報交換や交流を持つ良い時間となりました。
第11期も機構加盟事業所一同、皆様に必要とされる事業所であり続けるよう邁進してまいります。