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機構季刊誌「イコウ」新春号を発行いたしました

 

2024/12/02

この度、社会福祉支援研究機構の季刊誌『イコウ IKOU!』2025年新春号を発行いたしました。
早いもので『イコウ IKOU!』は2021年の初回発行から5年目を迎えることができました。
多くの皆様のご支援とご協力に心より感謝申し上げます。

今回の表紙は川柳コンテストで最優秀賞を受賞された利用者さんの作品です。
保育助手のお仕事を目指されている方の作品で、将来への希望と期待が込められていました。
今回は全国から151作品の応募がございました。一部を誌面にて紹介していますので是非ご覧ください。

巻頭特集は日本を代表するインテリアメーカーの株式会社サンゲツの皆様にインタビューをさせていただきました。
同社は特例子会社という形式をとらず、直接雇用の社員として障がい者雇用を進めていらっしゃいます。
障がいのある社員に任せている特長的な業務の一つに、商品の見本をまとめたカタログ「見本帳リサイクル」があります。これは工務店やホームセンターで実際に消費者が触って素材を確認するためのものです。
この見本帳はなんと年間12万冊が廃棄となるそうですが、様々な素材が貼り付けられているため、そのまま古紙回収に乗せることができません。そこで少しでもリサイクルの循環に乗せるために、手で素材をはがす業務に障がいのある社員が活躍しているそうです。

就労支援の「人」のコーナーは、一般社団法人障がい者アート協会代表理事の熊本豊敏氏にお話を伺いました。
同氏は障がいのある方がアーティストとして社会参加ができるよう、ご尽力されていらっしゃいます。
作品はWEB上でも公開されていますのでぜひご覧ください。

季刊誌『イコウ IKOU!』は引き続き多くの利用者さん、行政関係者様、病院関係者様、企業様に興味関心を持っていただける内容を毎号企画してまいりますので、よろしくお願いいたします。

『イコウ IKOU!』は全国88の社会福祉支援研究機構加盟事業所(令和6年12月現在)、および周辺の行政機関、福祉関係機関、メンタルクリニックなどを中心に設置配布しています。

次号2025年春号は、2025年3月発刊予定です。

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