第9期一般社団法人社会福祉支援研究機構 総会
2024/01/25
令和6年1月25日（木）当機構の第9期総会を開催しました。
4年ぶりに会場に全国の事業所の代表者・職員が集い、顔を合わせて実施することができました。
総会では第9期の事業報告並びに収支決算、第10期の事業計画並びに収支予算などを審議可決いただき無事に総会を終えました。
社会状況が変化する中、私たちも時代に合わせた新しい取り組みを進め、一人でも多くの就労を希望される障がい者の方の支援を進めてまいります。
総会の冒頭では参議院議員 山東昭子先生より私たちに向けてお話を頂きました。
印象深かったのは、障がい者雇用は過去の環境問題と同じである。かつて企業が片手間や形だけで取り組んでいた時期を経て、今や企業の責任として環境問題に取り組まなければ企業は存続できない時代となった。障がい者雇用も同じく社会の責任として取り組まなくてはならない、というお話でした。
新しい期のスタートにあたり、今一度私たちの存在意義、活動について考えさせられるとても良い機会となりました。山東先生ありがとうございました。
総会に続き、厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 障害福祉課 就労支援係 佐藤大作様より、『就労移行支援事業の現状と今後』という演題で基調講演を行って頂きました。
特に新しく創設が検討されている就労選択支援制度については皆関心が高く、参加者からも質問が上がりました。
より良い障害福祉サービスを利用者に届けるために、専門知識や経験を持った複数の関係機関が協力していってほしいとのメッセージを受け取りましたので、各地域で横の連携を図っていきたいと思います。
総会終了後は懇親会を行い、久しぶりに顔を合わせる仲間の皆さんと情報交換や交流を持つ良い時間となりました。
第10期も機構加盟事業所一同、皆様に必要とされる事業所であり続けるよう邁進してまいります。